導きのお遍路

現在、新幹線の車内です。昨日で無事に目標の31番札所竹林寺までのお遍路を終えたので、今は帰路についています。

32番以降についてはいつになるかはわかりませんが、またタイミングを見て行こうと思っています。

さて、今回の話は一昨日27日(土)に起こった出来事です。

この日から歩き遍路ではなくタクシー遍路に切り替えたのですが、この時に担当してくれたタクシーの運転手さんから興味深い話を聞きました。

午前から昼にかけて高知の室戸岬周辺を廻っていました。その時に運転手さん(ちなみに先達の資格持ち)が室戸岬での弘法大師空海のエピソードをおしえてくれました。

その話というのは、弘法大師が御厨人窟で求聞持法(ぐもんじほう)という虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)の真言を100万遍唱えるという修行をしていたときのこと。

御厨人窟は今から4年前に中の岩盤が倒壊したため、また、コロナの影響で現在は入れません。ちょっと前はヘルメット着用の上、許可された人は入れたとのこと。

100万遍という気の遠くなるような回数を唱えたあと(2万遍を50日で唱える)、夜明けの空に出てきた明けの明星が空海の口の中に飛び込み、空海は宇宙の真理を悟ったとのこと。

ちなみに、徳島の21番札所太龍寺(本尊は虚空蔵菩薩)がある舎心ヶ嶽(しゃしんがだけ)で修行している際に「空」、御厨人窟の中から見える「海」を合わせて後に「空海」と名乗ったと言われています。

さて、明けの明星というのは「金星」ですね。そして虚空蔵菩薩というのは仏教では明けの明星・宵の明星の化身、つまり「金星」の化身とされているんです。

金星って…もしかして、というか、もしかしなくても…サナトクマラ!?

この話をタクシーの車内で運転手さんから聞いたとき、鳥肌が立ちました。まさかお遍路に来て、サナトクマラにたどり着くとは思いもしませんでした。

前の記事で、「なにかに導かれている、なんらかの存在にお遍路をさせられている感じがある」と書きましたが…まさかサナトクマラ?と思えてきました。そういえばちょっと前の記事では鞍馬山に行きたい、と書いていましたね。サナトクマラに導かれているのでしょうか。

ただ、サナトクマラでもなさそうな気もします。サナトクマラは通過地点で、その先にいる何らかの存在も感じているのも事実です。

この空海の口に金星が飛び込んだという話は伝説とも思える内容ですが、実は本人が書いた自伝にその内容が書いてあるとのこと(本の名前はメモし忘れました)。空海には伝説が多くあって、杖で地面を叩いたら水が出たとか、塩鯖を海に帰したら元気におよいだとか、なんとも奇妙なものばかりですが、記録に残っているものも多いから真実味があるように思えてしまいます。

ハトホル、不動明王、大天使ミカエル、龍(倶利伽羅龍王)、虚空蔵菩薩、金星、サナトクマラ…次は何がくるのでしょうか。

投稿者: dragaliens

30代男性。元教師。 見えない世界に興味がある。 自分を癒やす旅を続けている。

ディスカッションに参加

1件のコメント

コメントをどうぞ

コメントを残す

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。