ぼくのなつやすみ 【三輪山編】後編

前回の記事の続きです。

今回の旅行では、なぜか大神神社の摂社である桧原神社が気になっていました。実を言うと以前に三輪山に行ったときから気にはなっていたのですが、足を運ぶ気にはならなかったんです。

でも、どういうわけか、今回は「行かないと」と思っていました。

お昼ご飯の時間ではありましたが、1kmちょっとの道のりなので、歩くことにしました。

山の辺の道を天理方面に歩き続けて10分くらいが経った頃、玄賓庵(げんぴあん)というお寺を発見しました。

「桧原神社を目指しているから、立ち寄らなくてもいいかなぁ」と思いつつも、道の途中にあった玄賓庵の由来を読んでみたら…

なんと、祀られているのは不動明王(しかも重要文化財)ということが発覚!

しかも、門の入り口を見てみると、

門の右の柱をよく見ると、「真言宗醍醐派」と書いてあります。

真言宗醍醐派と書いてあるではないですか!しかもここ、三輪山奥之院と書いてあるということはつまり、かなり重要な場所のようなんです。

お不動様は以前にも過去の記事()でも書いたとおり、最近すごく近く感じる上の存在です。しかもお遍路では色々とお世話になり、実際に助けられたこともありました。そのお話は機会があったときに紹介します。

そして真言宗は、言わずもがな、弘法大師空海が開祖の仏教の宗派です。

なぜか桧原神社に行かなければいけない気持ちになったのは、おそらくこの玄賓庵に呼ばれたから、なのかもしれません。そして前回でも前々回でもなく、今回行くことになったのは、お遍路を経験した後だからこそなのかもしれません。

玄賓庵の中に入っていくと、

弘法大師空海の像があったり、

不動明王の石像があったり、

見えにくいですが、向かって右側の石碑に「三輪龍神」と刻まれています。

三輪龍神の祠があったりと、なんだか三輪山のエネルギーが凝縮されているようなすごい場所でした。

さすがに重要文化財の不動明王像を見ることはできませんでしたが、本堂は真言宗のお寺らしく、不動明王、阿弥陀如来、そして大日如来が祀られていました。

三輪って、この”三”尊の仏(不動明王、阿弥陀如来、大日如来)が調”和”しているから、三和→三輪という由来になったのかな、とも思いました。これは考えすぎかな。

ちょうどお遍路で持ち歩いていたお経を持っていたので、本堂であげさせていただきました。

お経は最後の方に、そのお寺のご本尊の真言を唱えるのですが、今回は不動明王のご真言を3回唱えました。

実は6月のお遍路では、不動明王が祀られている札所には行けませんでした。というのも、順打ちで回って辿り着く、一番早い不動明王がご本尊の札所は36番札所の青龍寺(しょうりゅうじ)なので、まだ不動明王の真言を唱えていなかったのです。

初めて不動明王の真言を唱えることができて嬉しかったです。それにしても、このご真言って長いです。多分、真言の中では最長の方だと思います。

玄賓庵に辿り着いた不思議なご縁に感謝しつつ、再び山の辺の道に出て桧原神社に向かいました。

そして無事に到着。

なんと、幸運なことに、ほかに人がまったくいませんでした。落ち着いて参拝することができました。

桧原神社には大神神社にもある三ツ鳥居があります。普通の鳥居とは違い、三つの鳥居がくっついた独特な形をしています。その不思議な形状の鳥居や、綺麗に掃除が行き届いた砂利道、そしてほかに人のいない空間のコンボでなんだかこの世にいないような感じがしました。

桧原神社の参拝後は、山の辺の道を三輪方面に行き、大神神社に戻りました。大神神社を出る前におみくじを引いたのですが…

方角:西南が吉。今住んでいる神奈川県からすると、西南の方角は…四国。

なんだか、お遍路の再開を急かされているような。自分としても、落ち着いた季節になったら再開したいなぁとは思っています。

大神神社を後にし、参道にあるお店で三輪名物のにゅうめんと柿の葉寿司を食べました。にゅうめんも美味しくて好きなのですが、個人的には柿の葉寿司も大好きです。

その後、カフェで休憩をして時間調整をして、今回で3回目となるいつものお宿にチェックインしました。

お宿のご夫婦は今回のコロナの影響で色々とご苦労されたようですが、なんとかやっているご様子。素敵なお宿なので無理なく続いてほしいです。どうやら色々と奥さんがプロモーションを企画しているようで、その際には何かお手伝いできればな、と思っています。

宿にチェックイン後、いつも三輪に来たらお世話になっている居酒屋のお店に行ったのですが、以前、「この居酒屋さんの近くには弘法大師の祠がある」と聞き、居酒屋の女将さんに頼んで、祠でお経をあげてきました。なんだか弘法大師絡みの出来事が続いていますね。

この祠を祀るようになってから女将さんやご家族の方が、九死に一生を得たり、タイミングよく物事が重なったりするような出来事が起きたとのこと。今回のコロナでも全く影響を受けなかったようです。

小さな祠なのですが、存在感があるというか、強いエネルギーを感じました。

そんなこんなで、旅行一日目は無事に終了。

以前はお宿で宇宙人と遭遇したのですが、今回はあまりその存在を感じませんでした。ただ、今回の3回目で泊まった部屋が自分的にはすごく合っていて、熟睡することができました。

翌日は、朝に大神神社に早朝参拝をして、京都の鞍馬寺と貴船神社に向けて旅立ちました。

次回は、【鞍馬寺・貴船神社編】です。

【余談】

毎回、三輪山を下山して町中に戻ってきて三輪山を見ると、よく登ったなぁ、と感じます。

投稿者: dragaliens

30代男性。元教師。 見えない世界に興味がある。 自分を癒やす旅を続けている。

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