ハイヤーセルフ、ロウアーセルフ

前回の記事でロウアーセルフが出てきたので、今日はハイヤーセルフとロウアーセルフについて書いていきたいと思います。

「セルフ」というのは自身、つまり自分のことですね。「ハイヤー」は「より高い、高次の」という意味で、「ロウアー」は「より低い、低次の」という意味です。

つまりハイヤーセルフは「高次の自分」、ロウアーセルフは「低次の自分」という意味になります。

ハイヤーセルフは高次元の領域にいる自分のことです。今の自分よりも高い次元に存在しているので、俯瞰して見ることができます。他人のようでも魂レベルでは自分自身なので、過去・現在・未来だけでなく、行動パターンや思考癖なども容易に理解できますが、それをより宇宙的な視点で見ることができます。

例えば私たちが現実で何かのトラウマを抱えていたら、ハイヤーセルフにとってはそのトラウマはどういう出来事が原因になっているのかがわかるのです。それこそ前世との因果やカルマに遡って把握しています。

直接私たちに指示することはなく、一生を通して見守ってくれています。時には無意識下で生きる上でのヒントを送ってくれたり、応援をしてくれたりします。自分自身であるため、守護霊や指導霊よりもより個人的な内容をサポートしてくれるのです。宇宙人、龍、天使といった存在はより地球規模的だったり普遍的なことが多いのですが、ハイヤーセルフはやはり個人的な部分が手厚い印象です。

だからといって、ハイヤーセルフが宇宙的なことが不得意であったり、龍が個人的な問題についてヒントを出すのが苦手だったりということはなく、あくまでも大まかな役割として捉えるといいかもしれません。

また、これは個人的な出来事になってしまうかもしれませんが、上の存在の言っていることを「翻訳」してくれることもよくあります。

上の存在が言っていることって、実はけっこうぶっ飛んだ内容だったり、幾何学模様や記号、イメージで伝わってくることも多いんですね。そういうときに相談者さんのハイヤーセルフや自分自身のハイヤーセルフに内容をかみ砕いてもらうと「ピンとくる」メッセージになることもあります。それでもその時点では理解に苦しむメッセージであることもありますが。

ロウアーセルフは、「低次の自分」。つまり、波動が低くなっている自分のことですね。低次元の領域で生きている自分のことです。

魂の目的に沿った生き方ができなくなっている自分、嫉妬や憎しみの中にいて本来の自分を見失っている状態の自分、満たされない心を抱えながら耐え忍ぶ人生を送っている自分….など、低い波動を発している状態のことです。

大切な考え方としては、今この瞬間に、「自分」も「ハイヤーセルフ」も「ロウアーセルフ」もすべて存在しているということなのです。イキイキとしている自分もいれば、エネルギー不足で悶々としてる自分もいるのです。

ロウアーセルフと聞くと嫌な印象を持ってしまうことが多いのですが、よくあるのが、ロウアーセルフが抱えている何かしらの執着・トラウマ・悲しみ…などを光に還す(解決したり、気づいたり、悟ったりすること)ことによって、ロウアーセルフがハイヤーセルフに変化することなのです。それは幼虫がサナギになって蝶になるような一方通行の変化なので、ハイヤーセルフからロウアーセルフに逆戻りすることはありません。

「あの経験は辛かったけど、だんだんと許せるようになって、人生で必要な経験だということが分かった」というような感じです。その人の中で余計なこだわりが消えて、身体が軽くなることで、高い波動と繋がることができるのです。その結果、ロウアーセルフも引きずられてハイヤーセルフになっていくのです。

ロウアーセルフのうちは、やはり波動の低いことを引き寄せてしまいます。それは「そのトラウマや悩み事に正面から取り組んで、光に還してください」ということなのですが、私たちはついつい面倒くさがったり、臭いものに蓋をしたりして後回しにしたり、見て見ぬふりをしてしまいます。その結果、同じパターンで失敗したり、傷ついたりというのを繰り返してしまうんですね。

ロウアーセルフのありがたいところは、実は引き寄せた出来事にそのパターンを解消する解決のヒントがあるということです。そう考えると、ロウアーセルフもまた、その人の暗部を照らしてくれるという意味では、ハイヤーセルフと同じように人生を充実させてくれる存在なのかもしれません。その照らし方が違うだけなのです。

ロウアーセルフを見つめ、ハイヤーセルフへと昇華していく。言い換えると、マインド(思い込み)を内観して、気づいて受け止めるということなのかな、とも思っています。

ハイヤーセルフとロウアーセルフというのは、転生を繰り返してきた中で「人生の目的を十分に達成した前世」と「できなかった前世」という考え方もあります。

確かに、鑑定の中でハイヤーセルフが姿として現れるときは、その人の前世の中で波動を上昇させた人生を歩んでいたときの容貌をしていることも多いです。必ずしもお金持ちだったり物質的に豊かな姿であることはなく、僧侶や尼僧だったり、世捨て人の風貌をしていることもありますが、いずれにせよ、簡単に言うと「魂と自分の心が一致した充実した人生を送っていた前世」であることは間違いないです。宇宙人の姿(未来世)だったり、よくわからないエネルギー体のこともありました。

ロウアーセルフはやはり、自分が生まれてきた目的を果たせなかったり、後悔や悲しみの気持ちが強いまま人生が終わった前世になります。囚人や貧困層の見た目をしている場合が多いのですが、富裕層や貴族、社会的地位が高かった前世として出ることもあります。

前世のカルマというのは、100%、現世にリンクしています。結局、自分自身なので。現世でのしがらみや悩みで前世のカルマと同パターンのものを見つけることができるので、前世を必ずしも思い出せなくても大丈夫ですし、現世の問題に取り組むことで前世、来世と時空を超えて癒すことができるのです(正しくはそのパラレルワールドに移動することができる)。そこらへんはやはり、宇宙ってすごいなぁ、といつも思います。

ハイヤーセルフもロウアーセルフも、今の自分の人生を豊かにするための存在。「自分という存在」に深くつながるためのキッカケになり得るものなのです。

投稿者: dragaliens

30代男性。元教師。 見えない世界に興味がある。 自分を癒やす旅を続けている。

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