誤魔化しがきかない世界 前編

今朝、ニュースで「相次ぐ芸能人の事務所退所」という内容を扱っているコーナーがありました。俳優の城田優さんと芸人の江頭2:50さんの事務所退所、女優の岩佐真悠子さんの芸能界引退が取り上げられていました。番組内では退所の理由などをあれこれ話し合っていました。

そのほかにも、過去数ヶ月で結構多くの方々が事務所を退所していたという内容になり、「え、あの人退所したんだ」ということをその時初めて知りました。普段からニュース見なさすぎですね。

退所を決断されたタレントさんには、番組内でも触れられていたように、やはり金銭や事務所との関係、プライベートの兼ね合いなどがあったと思います。

個人的には、そういった現実的に考慮すべき部分のほかにも、今世間を取り巻く流れ(霊的な世界の動き)も影響したのかな、とも思っています。

これはここ十数年くらいの世界的な流れとして感じているのですが、「誤魔化しがきかない世界」になりつつあると思っています。

例えば、「自分に嘘がつけない」というのがあります。家族のため、自分のため、キャリアのために働いてきたけれど、心の底にある情熱が抑えられなくなってある日突然仕事を辞めて世界一周旅に出る、といったようなことです。

昭和、そして平成の途中くらいまでは、「頑張って終身雇用のもと仕事をして結婚して家庭を築いて、退職金と年金で悠々自適に老後を過ごす」といったことが理想とされていました。ただそこで、「我慢して嫌な仕事を続けること」、「結婚して家庭を築くこと」、「老後はおとなしく過ごすこと」に疑問を感じる流れというのも出てきました。

「このままの人生を続けて自分は本当に満足するのかな」という疑問に人々が向き合うようになる流れが生まれたのです。そこで自分の心と向き合った人は人生の変化を迎えて、先に話した事務所退所という決断をする人も出たり、転職したり、起業したり、結婚・離婚・再婚したり…といった変化の動きが活発になっているのでしょう。見た目の変化はないけれど内面が大きく変化する、というパターンもあります。

そしてこれはちょっと恐ろしいことでもあるのですが、そうやって自分の気持ちを抑圧したり無視し続けたりしてしまうと、病気、事故、金銭トラブルといった形をとって目の前に現れる場合もあります。それは上からの「自分自身を見つめましょう」というメッセージであり警告なのですが、いつまでも放っておくと大病、大けが、大事故、大騒動などに発展する可能性があるのです。病気や事故は偶然でなるものではなく、実は自分を見つめるチャンスを上が与えているのです。

ちょっと話は逸れてしまいましたが、つまり、「自分に嘘をついている」「本当の気持ちを抑圧する」といったことが出来なくなっている世界になっていて、正直に向き合っている人、向き合っていない人の二極化が起きているのです。より精神世界の言葉で言うなら、「自分の魂の神性に気づく人と気づかない人」といった表現になります。

誤魔化しがきかないといえば、不倫や浮気もそうなのかもしれません。

引き続き芸能ネタになってしまうのですが、ここ数年は芸能人の不倫や浮気がかなり多くすっぱ抜かれているように感じます。僕としては正直、放っといてやれよ、とは思っているのですが、世の中がそういった話題を求めているのか、それともメディアが追い求めているのか、尽きることはありません。

不倫や浮気における誤魔化しのきかなさには、二つの点があると思います。

一つは、当事者の「罪悪感」。自分や相手の配偶者や家族に申し訳ないという自分の気持ちに対処していなかったからこそ、事態が大きくなってしまったのかもしれません(そもそも、不倫というのは罪悪感や背徳感があるから楽当人たちにとってはスリルがあって続けるものなのでしょう)。余談ですが、不倫や浮気をしても全く問題ない人も今まで鑑定やプライベートの友人で見てきましたが、そういった方々は罪悪感は一切抱かず、オープンに楽しく不倫・浮気をしていました。

もう一つは、社会の結婚制度に対して人々が向き合ってきているから、という側面もあると思います。伝統的な結婚という形がどんどん崩れてきているように世間は流れているな、と感じています。お互い他に好きな人がいてもいいじゃない、年の差があってもいいじゃない、子供がいなくてもいいじゃない、籍を入れなくてもいいじゃない、同性でもいいじゃない、と、結婚の在り方は多様化しています。

そもそも結婚自体、人類が国家(の人口)を維持していくために作った制度にすぎません。結婚による法律的あるいは情緒的メリットも勿論あるので結婚自体を否定するつもりは無いのですが、価値観が多様化した現代においては長く続いた結婚に関する法律や制度を続けるのが厳しくなったからこそ、それを社会に暗に訴える役割として芸能人の不倫・浮気が取り上げられるのかとも思っています。

つまり、人間(それは日本だけでなく、ひょっとしたら世界の人々全て)が、伝統的な結婚制度の見直しをしようと向き合っているからこそ、罪悪感を抱えている人々が問題提起の材料として不倫の話題を提供しているという相互作用が起きているのではないか、と思えてきます。

(後編に続く)

投稿者: dragaliens

30代男性。元教師。 見えない世界に興味がある。 自分を癒やす旅を続けている。

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